英語 (辞書) | >> 目次 (テーマ ごと) |
▼ 入門用の辞書
● 英米語用法辞典、井上義昌、開拓社
● Idiomatic and Symtactic English Dictionary、Hornby 他、開拓社 ● ウェフ゛スター英英和辞典、小川芳男 編、Encyclopaedia Britannica (Japan) Inc.
● A.S.ホーンヒ゛ー 現代英和中辞典、笠原五郎 編集、開拓社 ● スーハ゜ー・アンカー 和英辞典、山岸勝榮 編、学習研究社 |
[ 読みかた ] (2006年 2月16日)
「英米語用法辞典」 (井上義昌) も 「Idiomatic and Symtactic English Dictionary」 (Hornby 他) も、いまとなっては、版が古いので、現代用語が記載されていないのですが、基本語彙に関しては、いまでも、役立ちます。最近は、電子辞書を使う人たちが多いので、電子辞書には、英英辞典として、「OXFORD Advanced Learner's」 や 「LONGMAN 現代英英辞典」 という 英語学習では 「定番」 の すばらしい辞典が搭載されていますが、それらを使いこなしている人たちは、思いの外、少ないのではないでしょうか。 英語を専門としていない人たちが--そして、英語辞典の使いかたに慣れていない人たちが--、(英語のことばの 「意味」 は、英語で習得するのが正当であると思って、) 英英辞典を使って 「意味」 を調べても、misleading/ misunderstood/ mistaken する危険性が高いのではないでしょうか。というのは、基本語に関して、英語の 「語感」 を習得していないまま、難解語を英英辞典で調べて、難解語を 「わかりやすい」 ことば (基本語) で説明してあるのを読んでも、基本語の 「語感」 を理解していないので、基本語を日本語に翻訳して、難解語の説明をわかったつもりになってしまうから。英語を外国語として学習する人たちが陥りやすい そういう危険性を回避するために、「OXFORD Advanced Learner's」 や 「LONGMAN 現代英英辞典」 は、様々な工夫を凝らしていますが、英英辞典を使うのなら、まず、基本語 2000語程度の 「語感」 を習得したほうが効果的でしょう。 たとえば、modest mind を英英辞典で調べてみてください。ぼくは、この ことば を、「(権力をもっていても、authority として有名であったりしても、) 頭の悪い」 ヤツ という意味で使います。この ことば の意味は 「謙虚な気持ち」 などではないのです (笑)。たとえば、前掲した 「日英語表現辞典」 では、「modest mind」 が 1つの見出し語になっていて、以下の例文が記載されています。 He was given a power disproportinate to his modest mind.
もし、この文を読んで、たとえば、disproportinate の 「意味」 がわからないので英英辞典を使って調べて、「too much or too little in relation to something else」 という説明を得たとして、modest と mind という基本語を 「日本語的感覚で」 翻訳したら、ひょっとしたら、「謙虚な心の持ち主なんで、思いもかねぬほど大きな権力を授かった」 (この訳は、「日英語表現辞典」 に出ていた日本語訳で、最所 フミ さんは、間違った訳として ご指摘なさっていらっしゃいます)、あるいは 「彼は謙虚なので、ふさわしい権力を与えられなかった」 というふうに誤解してしまうでしょうね。とすれば、「英語の ことば の意味を英語で説明した」 英英辞典を使って調べていながら、見事に、意味を読み間違えています。
brain/thinking process, decide, thinking about sth, worry/stop worrying, crazy/memtally ill, forget,
mind は、どうやら、「知力」 のことを意味するようですね。さらに、modest を調べてみたら、less than you would expect というふうに記述されています。つまり、modest mind は、「想像 (期待) していたほどの知力がない」 ということでしょうね。
ことばの意味は、時代とともに変化するので、「辞書と ○○ は新しいほど良い」 という言い伝えは正しいのですが、「OXFORD Advanced Learner's」 や 「LONGMAN 現代英英辞典」 は、(英語を外国語として学習する人たち向けに作られていますが、) 中級以上の学力をもった人たち向けであって、初級者向けではないでしょうね。
「英米語用法辞典」 (井上義昌) も、英語学習者が、ぜひとも、てもとに置いておきたい辞典です。この辞典も版が古いのですが、基本語の語法に関しては、いまでも、役立つと思います。たとえば、冠詞の使いかたを学習する際、書店に並んでいる実用書と称した ミーハー 本 なんかを読まないで、この辞典を読めば良いでしょう。この辞典は、語法に関して、内外の定評ある辞典・著作のなかで述べられている諸々の説明を網羅的にまとめた労作です。この辞典を起点にして、ほかに、最近の語法辞典を買い揃えれば良いでしょう。
(1) A dog is a faithful animal.
あるいは、たとえば、確率を記述する語として、likely, probable, possible, may の違いを述べることができますか。 「英米語用法辞典」 も 「Idiomatic and Symtactic English Dictionary」 も、「調べる辞典」 として使うと同時に 「読む辞典」 として使えば、英語力を着実に養うことができるでしょう。 |
▼ 日本人が編集した英英辞典
入門段階では、案外、(日本人の英語学習の弱点を知り尽くしている) 日本人の英語研究者たちが編集した
● シニア 英英辞典、旺文社
● 新英英辞典、研究社
● コンサイス 英英辞典、三省堂 |
[ 読みかた ] (2006年 2月16日)
ぼくは、「新英英辞典」 (研究社) を、かって、愛用していました。また、「シニア 英英辞典」 (旺文社) と 「コンサイス 英英辞典」 (三省堂) も、ときどき、使っていました。「Idiomatic and Symtactic English Dictionary」 (あるいは、「OXFORD Advanced Learner's」 や 「LONGMAN 現代英英辞典」) を使っていながら、日本人が作った英英辞典を使っていた理由は、日本語訳が併記されていたからです。 英語学習では、「Think in English」 とか 「English-through-English」 が謳い文句になっていて、そのためには、英英辞典を使うことが薦められていますが、たとえば、英語を学習しはじめた人たちが、incommensurable を英英辞典で調べて、「意味」 を的確に把握できるとは思えない。ちなみに、いま、てもとにある 「LONGMAN 現代英英辞典」 の電子辞書で調べたら、incommensurable は記載されていなくて、commensurate のみが記載されていました。そして、その意味を以下のように記述しています。
matching something in size, quality, or length of time [ + with ]
この定義をもとにして、incommensurable の意味を類推することは無理でしょう。
1. ((of two things)) that cannot be compared with each other: Love and money are incommensurable.
ぼくが知りたかった意味は、2. です。しかも、日本語訳が併記されているので、すぐに理解できます。
1. that cannot be compared with each other 比較できぬ 英語を学習する際、「English-through-English」 を謳うのは正しいことなのでしょうが、「英語を専門にしていない」 われわれが英英辞典を調べていて、むずかしい単語が わかりやすい基本語を使って説明してあるからといって、単語の意味を理解できる訳じゃないでしょう。英語を学習する際、「of the native, by the native and for the native」 を強調しすぎて、英英辞典は、欧米人が作っていなければならないという妄想を抱いている人たちが多いようですが、日本人が英語を学習する際に戸惑う諸点を知り尽くしている日本人英語研究者が作った英英辞典のほうが、英語学習の初級・中級では、役立つとぼくは思います。当然ながら、日本人が作った英英辞典は、欧米人の英語専門家が proofread しています。 英英辞典を日本語に 「翻訳」 して、英語と日本語を併記した 「英英和」 辞典も出版されています。たとえば、以下の辞典を、ぼくは重宝しています。
(1) ウェフ゛スター 英英和辞典、小川芳男 編、Encyclopaedia Britannica (Japan) Inc. 書斎にいるときには、これらの辞典を、ときどき、使うのですが、出張など外出するときに携帯するには版が大きすぎるので、「コンサイス 英英辞典」 を携帯することが多い。 初級段階では、英語辞典として、「英英和」 形式の「新英英辞典」 (研究社)・「コンサイス 英英辞典」 (三省堂) と 英英形式の 「Idiomatic and Symtactic English Dictionary」 を併用するのが効果的・効率的だと思います。 |
▼ 中級用の辞書 [ 一般の英和・和英辞書 ]
● ランタ゛ムハウス 英語辞典、小学館
● 新英和大辞典(第六版)、研究社
● リータ゛ース + フ゜ラス、研究社
● 新編英和活用大辞典、研究社
● 英語表現活用辞典、新島通弘 編、開拓社 ● 英文用例事典(語彙)、池田重三・加須屋弘司 編集主幹、日本図書 ライフ゛ ● 動詞+名詞 英語活用表現辞典、木塚晴夫、The Japan Times ● 英語基本動詞辞典、小西友七 編、研究社出版
● ハイハ゜ー 英語辞典 (現、「英辞郎」)、技術評論社
● 新簡約英和辞典、岩崎民平 編、研究社
● 新訂増補 双解英和辞典、斎藤 静、冨山房
● 熟語本位 英和中辞典 (新増補版)、斎藤秀三郎 著、豊田 實 増補、岩波書店
● ホルト 英和辞典、三省堂 ● スコット・フォース゛マン 英和辞典、亀井俊介 監修、角川書店
● オックスフォート゛・カラー 英和大辞典、福武書店 ● ワート゛ハ゜ワー 英英和辞典、島岡 丘 編集主幹、増進会出版社・OXFORD University Press
● ク゛ラント゛コンサイス 英和辞典、三省堂
● 新和英大辞典、研究社 ● ウ゛ァカーリ スタ゛ンタ゛ート゛ 和英辞典、ウ゛ァカーリ 編、SOPHIA university・MARUZEN
● 斉藤和英大辞典、日外 アソシエーツ
● 竹原和英大辞典、竹原常太、名著普及会
● 口語英語大辞典 [ 英和|和英 ]、朝日出版社
● asahi press SENTENCE、朝日出版社
● 最新 日米口語辞典、Seidensticker・松本道弘 共編、朝日出版社 ● 改訂 英作文辞典、入江祝衛 編、有朋堂 ● 和英 口語英語表現辞典、後藤正次 編、啓文社 ● 英語逆引辞典、郡司利男 編著、開文社出版 ● フ゜ロク゛レッシフ゛ 英語逆引き辞典、国廣哲彌・堀内克明、小学館 ● 逆引英語名詞複合語辞典、新富英雄・山根一文・渡辺慎一郎 編、北星堂 ● 新英和連結語辞典、小柳修爾、日本図書刊行会 |
[ 読みかた ] (2006年 3月 1日)
ぼくは、最近、電子辞書を使っているので、上述した辞典を、ほとんど、使っていない。
(1) 「ホルト 英和辞典」 (三省堂)。 ちなみに、電子辞書 (4台) のなかには、以下の辞書が収録されていて--ただし、ここでは、英語のみに限って記載しますが--、愛用しています。 [ ▼ 以下は、SII SR-T7100 に収録されている辞典です。]
(1) 「リータ゛ース + フ゜ラス」 (研究社)。 [ ▼ 以下は、SII SR8000 に収録されている辞典です。]
(1) 「新英和中辞典」 (研究社)。 [ ▼ 以下は、Sharp PW-M710 に収録されている辞典です。]
(1) 「シ゛ーニアス 英和辞典」 (大修館)。 [ ▼ 以下は、Sony DD-IC90 に収録されている辞典です。]
(1) 「フ゜ロク゛レッシフ゛ 英和中辞典」 (小学館)。 お薦めの辞典は、「新編 英和活用大辞典」 (研究社) ですが、旧版の 「勝俣銓吉郎 編」 も、ぜひ、入手して下さい--古本店で入手できるでしょう。この 2冊に関して、英語専門家の意見をお伺いしたいのですが、英語の シロート にすぎない ぼくの所感では、「新編 英和活用大辞典」 は、口語文・文学系の文を、多数、収録していて--逆に、旧版の 「勝俣銓吉郎 編」 は、それらの少ないことが弱点になっていたのですが--、商業文で、かつ、文語には、勝俣版は、いまでも、使えると思うのですが、、、。ちなみに、ぼくは、ふたつとも使っています。 ちょっと マニアック になるかもしれないのですが、「新簡約英和辞典」 (岩崎民平 編)、「新訂増補 双解英和辞典」 (斎藤 静) および 「熟語本位 英和中辞典 (新増補版)」 (斎藤秀三郎 著、豊田 實 増補) も入手してはどうでしょうか。それらは版が古いので、現代用語は記載されていないのですが、「読む辞典」 として使ってみてはどうでしょうか。ぼくは、この 3冊の 「個性」 を賛嘆しています。「辞典に 『個性』 がある」 と言えば、奇妙に聞こえるかもしれないのですが、古本店に往って、いちど、それらの辞典を拾い読みして下さい。ぼくの言っていることを ご理解いただけるかもしれない。たとえば、「熟語本位 英和中辞典 (新増補版)」 で、重立った前置詞を読んでみて下さい。まとめかたの 「すごさ」 --コンハ゜クト で体系立った記述と、的確な・豊富な例文--に賛嘆するでしょう。「英語は前置詞が勝負だ」 などと謳って実用書と称した ミーハー 本を読まないで、「熟語本位 英和中辞典 (新増補版)」 を読んで下さい。 |
▼ 中級用の辞書 [ 一般の英英辞典 ]
● The Oxford English Dictionary (second edition), OXFORD ● Webster Third New International Dictionary, MERRIAM WEBSTER
● RANDOM HOUSE unabridged Dictionary, RANDOM HOUSE
● The New OXFORD Dictionary of English, OXFORD
● COBUILD on CD-ROM ● The Universal English Dictionary, RKP・TOPPAN
● Random House Webster's Modern Office Dictionary, RANDOM HOUSE |
英英辞典は、以下の出版社系統から、すばらしい辞書が、多数、出版されているので、個人の嗜好にしたがって、どれを使うかを判断して下さい。 ● OXFORD |
[ 読みかた ] (2006年 3月 1日)
これらの辞典も、英語の専門家か、辞書 マニア でなければ、所蔵しないかもしれないですね。
ぼくは、「The Oxford English Dictionary (second edition)」 と 「The Universal English Dictionary」 を気に入っていますが、常用している訳ではない。「The Universal English Dictionary」 は、いまとなっては、もう、版が古いので、入手できないかもしれないのですが、語源を詳細に記述しています。こういう辞典は、改訂増補して、継承してほしいと思うのですが、、、。
(1) 「ホルト 英和辞典」 (三省堂)。. 「新英英辞典」 の増補改訂版として、「カレッシ゛ 英英辞典」 が出版されましたが、ぼくは、「新英英辞典」 のほうを気に入っています。「カレッシ゛ 英英辞典」 は、日本人の英語学習者向けとしたら、一歩進みすぎたのではないでしょうか。「カレッシ゛ 英英辞典」 を使うのであれば、「OXFORD Advanced Learner's」 か 「ロンク゛マン 現代英英辞典」 のほうを使うでしょう。 欧米で出版されている英英の中辞典は、それぞれ、特徴ある辞典なので、どれを購入するかは、みずからの 「好み」 で判断して下さい--ちなみに、辞書 マニア である ぼくは、英英中辞典も、ほとんど、所蔵していますが、「CHAMBERS 21st Century Dictionary」 を気に入っています。米国系の辞典は 「百科事典」 的ですが、英国系の辞典は 「言語学」 的な特徴を示しているようです。American Heritage や Encarta (や後述する英語版百科辞典) を テレヒ゛ の横に置いておけば、英語の番組を観ていて、気になる語句や事物・事象を調べやすいでしょう。 |
● OXFORD-DUDEN pictorial English Dictionary, OXFORD [「事物」 を知っているが、それに相応する英単語がわからないときには、この辞書が役立つ。]
● Word's Word
● britannica 2001
● The New GROLIER Electronic Encyclopedia, 三修社
● OXFORD Guide to British and American Culture, OXFORD ● OXFORD Dictionary of New Words, OXFORD
● 20th Century Words, John Ayto, OXFORD |
[ 読みかた ] (2006年 3月 1日)
DUDEN や Word's Word は、ぜひとも、一冊、常備したほうが良いでしょう。 こういう DUDEN とか Word's Word は、ヘ゜ーシ゛ を気ままに めくりながら、ただ観ているだけでも、愉しい。
英語の百科事典も、一冊くらいは常備したほうが良いでしょう。 |
▼ 中級用の辞書 [ 時事領域の辞典 ] ● 最新英語情報辞典 [ 第 2版 ]、堀内克明 (主幹) ほか、小学館 ● 時事英語情報辞典、笹井常三・北畠 霞・山田侑平・引野岡剛司 編、研究社出版
● [ シ゛ャンル 別 ] トレント゛ 日米表現辞典、小学館
● 新 コンサイス 時事英語辞典、磯部 薫 編、三省堂 ● (映画・音楽から文学・美術まで) 和英・英和 タイトル 情報辞典、小学館 ● [ アメリカ の新聞・雑誌を読むための ] アメリカ 英語背景辞典、渋谷彰久、小学館 ● アメリカ 日常語辞典、田崎清忠 編、講談社 ● アメリカ の雑誌を読むための辞書、坂下 昇・水上峰雄・高田正純、新潮選書 ● 「タイム」 が読める辞典、信 達郎 編、講談社 ● TIME FORTUNE ヒ゛シ゛ネス 英語表現辞典、信 達郎 編、南雲堂 ● 最新 ニュース 英語 キーワート゛・テ゛ータ、タイムマラソン 編集部 編、アルク ● アメリカ 英語を読む辞典、最所 フミ、研究社出版 ● 現代 アメリカ 語辞典、最所 フミ、日本翻訳家養成 センター ● 現代米語 コーハ゜ス 辞典、坂下 昇、講談社現代新書 678 ● 現代英米情報辞典、飛田茂雄、研究社出版 ● 英米風物資料辞典、井上義昌、開拓社 |
[ 読みかた ] (2006年 3月 1日)
ぼくは、これらの辞典を所蔵しているにもかかわらず、(「[ シ゛ャンル 別 ] トレント゛ 日米表現辞典」 を除いて、) ほとんど、使っていない (苦笑)。「[ シ゛ャンル 別 ] トレント゛ 日米表現辞典」 は、机の横に置いて重宝しています。[ シ゛ャンル 別 ] という呼称が示しているように、シ゛ャンル ごとに、英単語がまとめられていて、ひとつの単語を和英辞典のように調べるのではなくて--この辞典には、50音順和英総索引があるので、そういう使いかたもできますが--、或る領域 (シ゛ャンル) の重立った概念 (英単語) を まとめて知るときに役立ちます。欧米で出版されている辞典では、(前述した) RANDOM HOUSE Word Menu と似た構成ですが、「[ シ゛ャンル 別 ] トレント゛ 日米表現辞典」 は、例文を豊富に記載しています。RANDOM HOUSE Word Menu は、単語と定義を記述していますが、例文は記載されていない--ただし、収録単語数では、RANDOM HOUSE Word Menu のほうが多い。 衆議院選挙が、昨年、実施されましたので、[ シ゛ャンル 別 ] トレント゛ 日米表現辞典」 で、選挙を調べたら、21ヘ゜ーシ゛ に及んで (305ヘ゜ーシ゛ - 326ヘ゜ーシ゛)、選挙についての用語 (和英)・例文を記載しています。たとえば、「選挙区」 に関して、日本の政治家が 「選挙区」 と言うときには、たいがい、「選挙民」 を意味していて、constituent あるいは electrate であって、(地理的な意味しかない) constituncy あるいは electoral zone [ district ] ではないことを注書きしているので、英文を作成する際、助かりますね。「重複立候補」 も英訳しにくいですが、以下の英文を示しています。
double candidacy in a House of Representatives election; run from a sigle-seat constituency 「タレント 候補」 も、芸能人であれば entertainer-turned candidate を使い、有名人であれば celebrity candidate を使うことも解説してあって、以下の例文を示しています。
The party has recruited well-known names from the entertainment, sports and academic worlds 「みそぎ」 は対応する英訳語がないので、以下のように説明しています。
He won voters' approval by winning the election of the House of Representatives (though
「みごとな」 訳ですね。 be 「absolved (of wrongdoing) [ "purified" ] by winning reelection この訳は、[ シ゛ャンル 別 ] トレント゛ 日米表現辞典」 に比べて、「直訳的」 ですが--そのために、引用符 (") を使っているのですが-- 「みごとな」 訳だと思います。(選挙の) 「みそぎ」 について、欧米人と話すなら、ぼくなら、まず、意図的に、フ゜ロク゛レッシフ゛ 版の訳を使って、"purified" に対して、欧米人の rebuttal を誘って、debate するでしょうね--わざと debate を誘う理由は、ぼくの英語 (logic) が、どこまで通じるかを試すためですが (笑)。
さて、最後に、ぼくが机の横に常備している辞典を一覧して (電子辞書を除いて) まとめておきましょう。
● 「ホルト 英和辞典」 (三省堂)。 |
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