2003年 6月 1日 作成 限界利益を使った損益分岐点の例 >> 目次に もどる
2007年 9月 1日 補遺  

 

 
 以下を前提にして、損益分岐点を計算してみる。

 (1) 商品の単価は 100円である。
 (2) 販売量を 100個 とする。
 (3) 変動比率を 0.4 とする。
 (4) 固定費を 6,000円とする。

 なお、変動比率の計算のしかたは、前回および前々回を復習されたい。



販売量 売上高 限界利益 固定費 利益
120 12,000 12,000 (1−0.4) = 7,200 6,000 1,200
100 10,000 10,000 (1−0.4) = 6,000 6,000 0
80 8,000 8,000 (1−0.4) = 4,800 6,000 △1,200


 

 

 したがって、(単価を 100円とすれば) 販売量 100個が損益分岐点となる。

 次回は、限界利益を使った 「販売政策」 の簡単な例を述べる。



[ 補遺 ] (2007年 9月 1日)

 変動費率を使った簡単な応用例なので、取り立てて、説明はいらないでしょう。




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