▲ このウインドウを閉じる |
Jack of all trades, and master of none. |
(1) 理論 (無矛盾性と完全性) 「技術は正しい理論を立脚点にしていなければ便法に過ぎず、理論は実地に適用されなければ空論である」 などと言えば、昭和 30年代には ウケ たでしょうが、今の時代では、「なにをいまさら」 と冷笑されるのが オチ でしょうね (笑)。 僕は エンジニア なので、性質として、「手続き (how-to)」 が提示されていない意見 (主張) を嫌う傾向が強いようです。それが僕の長所であり、短所でしょうね。30歳まで 「文学青年」 だった僕は、エンジニア になるとは思ってもいなかった (笑)。僕が、日頃、会う人たちに対して、以下の点を、たまに訊いたりします。 「どうして、今の仕事を選んだのですか。」 意外なことに、おおかたの人たちは、(就職するまで、) 今の仕事とは、全然、ちがうことに熱中していたそうです。そして、彼らと話しをしていると、彼らの意見が、今の仕事のなかで体得した 「モノの見かた」 を立脚点にしているようです。 (睡眠時間を除いたら) 1日のほとんどを仕事に費やしているので、仕事のなかで習得 (あるいは、体得した) 考えかたは、我々の人生観を形成するようですね。逆に言えば、自らの人生を費やして就業している仕事のなかで得た人生観や倫理観が 「健全な」 主張なのかもしれないですね。
以下に綴る話は、昔、書物で読んだ 「実話」 です。
「(やりたい仕事の) 渦中にいる」 というのが大切なのでしょうね。外側から観ているだけでは、(仕事のなかで使う) 技術は身に着かない。 (2003年10月18日)
|
▼ このウインドウを閉じる |