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He looks only at his side of the shield. |
(1) レコード・アット・ア・タイム法 レコード・アット・ア・タイム法に関しては、古典的な文献として、以下の2冊を読んでおけばよいでしょう。
(1)基本算法2/情報構造、米田信夫・筧 捷彦 共訳、
プログラマが structured programming という用語を言う割には、structured programming の考えかたを理解していない、というのが実態のようです。 □ 対象の集合は、現れる回数が1回でないサブセットをふくむ集合である。
□ 下位レベルの集合の1つのメンバーが、上位レベルの集合の1つの
つまり、データ構造は、「上位:下位=1:複数」の反復構造です。 いっぽう、レコード・アット・ア・タイム法の対極に立つのがセット・アット・ア・タイム法です。セット・アット・ア・タイム法に関しては、古典的な文献として、以下の論文を読んでおけばよいでしょう。
Relational Model for Large Data Banks, Codd E.F., セット・アット・ア・タイム法は、indexing とは無関係です。プロダクトとしての RDB が、(セット・アット・ア・タイム法に対して) indexing を「上積み」している、というプロダクト構成の論点であって、セット・アット・ア・タイム法と indexing は、そもそも、相反する考えかたです。
RDB が、セット・アット・ア・タイム法に対して indexing を「上積み」してきたので、小生は、「INDEX-only」という技法を公表しました。「INDEX-only」は、「レコード・アット・ア・タイム法をセット・アット・ア・タイム法のように使う」という たわいもない (very easy) 技巧です。 (2004年1月5日)
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