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Homekeeping youths have ever homely wits. |
複数のエンジニアたちが集まって1つのプロジェクトを編成して仕事をするには、それぞれのエンジニアが専門技術しか知らないというのでは、プロジェクトが円滑に運営できないでしょうね。エンジニアは、専門技術を立脚点にして、さらに、IT ミックスのそれぞれの領域に関して、「全体像」を知っていなければならないでしょうね。つまり、専門家として、実地に使うことができる技術を体得しているいっぽうで、コンピュータ全般に関する基本的な知識を習得していなければならない。
小生は、過去10数年のあいだ、コンピュータ領域の文献を、ほとんど、読んでいないのですが--ただし、自らの技術(T字形 ER手法)を改善するために、数学・論理学・哲学の書物を、多数、読んでいますが--、コンピュータ領域の基本的な知識を、それなりに、習得しています。たとえば、前回の「反コンピュータ的断章」では、いわゆる「基幹系」のシステムを対象にして、プログラム作成の前提として、レコード・アット・ア・タイム法とセット・アット・ア・タイム法について述べましたが、手続き型言語と表操作言語を対象にしていました。
(1) 関数型言語 コンピュータ領域の書物を、ほとんど、読んでいない小生が、どうして、上述した言語に関して、「おおまかな」知識を習得しているのかといえば--かって、小生はプログラマでしたが、小生の今の専門領域はデータベース技術であって、プログラムを実地に作成することは、まず、ないのですが、言語の特徴を知らないというのでは困るし、言語の「おおまかな」知識さえあれば良いので--、コンピュータの辞典を読んでいるからです。IT ミックスの全般に関して、基本的な知識を体系的に習得するためには、コンピュータ関連の辞典を読んでおけばいいでしょう。たとえば、小生は、以下の事典を使っています。
コンピュータ ソフトウエア事典、廣瀬 健・高橋延匡・土居範久 編、 こういう事典を、1冊、読んでおけば、基本知識を全般的に得ることができるでしょう。この事典は、少々、値段が高いのですが(当時、\28,000)、使いかた次第では、購入の投資は、きっと、 pay off します。 (2004年1月7日)
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