▲ このウインドウを閉じる |
Providing is preventing. |
(1) 指示規則 (記述的定項--たとえば、個体と述語--を定義する) 意味論と構文論を切り離すことがむずかしい理由は、データ集合 (entity) に対する指示規則を提示しなければならないからである。指示規則を作るやりかたには、以下の2つがある。
(1) データ集合 (entity) そのものを定義する。
以上のいずれかを提示しなければ、データ集合を作ることは「恣意的」になる。したがって、以上のいずれかを提示していない手法は、「属人性」を排除することができない。
T字形ER手法を、小生は、普段、以下のような体系として語っている。 以上の体系を、前述した4つの規則の観点からまとめれば、以下になる。
(1) 指示規則
(2) 生成規則 以上の規則を適用して、データ構造の妥当性を実現している。そして、真理性規則・範囲規則として、「周延」概念・「多義」概念を適用して、データ集合のメンバー (個体) の真理性を実現している。
「読者の広場」に投稿してくれた「娘」さんが、「保障された世界ほど安全なものはない」と綴っているが、モデルのありかたを、一言で撃ち抜いている。
|
▼ このウインドウを閉じる |