僕は、かって、DBAでした。DBAをやっていたときには、物理設計を重視しました--職責として、当然ですが。
そのとき、DBAの観点からみれば、DAのやっていることが、皆目、「くちさき」だけの仕事にしか映らない(笑)。
僕は、いま、DAです。
DAの観点からみれば、DBAが、(論理設計を無視して、) 設計図を読めない「力仕事の」エンジニアに映る(笑)。
ユーザは、物理設計など考えなくても良いはずです。
喩えれば、自家用車が、「エンジンの構造を知らなければ、運転できない」ような、前時代的なプロダクトでは、使用に耐えない。
「はずです」と綴った理由は、現実には、そうなっていないからです。
最近、ユーザも、パソコンに、そうとうに習熟していて--それはそれで良いことなのですが--、「中途半端な」コンピュータ知識を使って、物理設計に口だしをしてきます(苦笑)。
┐( ´(エ)`)┌ クマッタモンダ。
しかも、具体的なプロダクトを対象にしているDBAのほうが、霞を掴むような仕事をしているDAに比べて、「評価」されるようです。
(2004年10月 1日)