物理モデルは、論理モデルを前提にしていますが、論理モデルを作成しないで、物理構造を作ってしまうとか、論理モデルは、概念モデルを前提にしていますが、論理モデルが、概念モデルを「くちさき」だけの作業として無視して、「我流」になっているとか、、、「現場」では、モデルが軽視 （あるいは、無視） されているのが現状です。

　僕自身は、もう、いまの仕事を辞めて、工場の作業員になりたいのですが、ただ、いままで、いっしょに仕事をしてきたＤＡたちが、企業のなかで、（収益獲得や費用削減に対して、多大に貢献する） 良い仕事をしているにもかかわらず、相応の評価を得ていない点を、僕は、多々、観てきましたので、現状を、なんとか、改善したい、と思っています。
　というのは、ＤＢＡは職責として成立していますが、ＤＡは、（この国では、） 正式な職責として認知されていないようなので。

　ＤＡの仕事やモデル作成は、霞を掴む「くちさき」だけの仕事と思われているようです。

　モデルを実地に使ってくれている人たちが、正当に評価されるように、モデルの専門家は、モデルを擁護すべきだと思います。

　モデルを使う人たちの数が減れば、モデルは「絶滅品種」になって、モデル作りを専門にしている我々は、我々のためにのみ満足する、という事態になりかねないですから。

　
　（2004年10月 8日）