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The nearer the church, the farther from God. |
もう、チューニングの限界です。あとは、アプリケーション・プログラムが原因でしょう。
複数のパラメータを弄くり回して、数倍のパフォーマンスが出る、というのは、「(環境を設定する) 初期条件が悪かった」のであって、チューニングとは云わない、と僕は思います。パフォーマンスを向上する (internals として用意されている) パラメータは、数少ない。 適切なパフォーマンスを実現するのは、「データ設計 (正当なデータ構造)」です。どうも、この大切な点を、DBAたちは、無視しているようです (苦笑)。 ベンダーが、「もう、チューニングの限界です」と言ったら、僕は、かならず、以下のように訊きます。
「限界」という判断は、どのような数値を根拠にしていますか。 現代のマシーンは、scalability が、単純に、かつ、廉価に、実現できる環境ですから、昔ほど、チューニングの技法が論点になるとは思えないのですが、、、そうであれば、逆に、「データ設計」が論点になるはずなのですが、どうしてか、そうならない (謎)。
最近、WINDOWS(2000) 上で、10,000,000件のデータを対象にして、曖昧検索 (複合検索条件) をして、1秒以内のレスポンスを、(僕が指導した) 或るエンドユーザが実現したのですが、チューニングしたって、この速さを実現することはできないでしょう。 石炭とダイヤモンドは、構成項目が同じなのですが、石炭を、いくら、擦っても、ダイヤモンドにはならない。粗悪なデータ構造を、そのままにして、RDBをチューニングしても、実現できるパフォーマンスなど高が知れている。 (2004年12月 1日)
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