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Little head, great wit.

 

 私は、いま、携帯電話を、2台、使っています。私が使っている機種は、ドコモ の ムーバ (SH506iC) と au の WIN41T です。それぞれ、特徴のある機種なので、愛用しています。ドコモ は、2012年に、いまの ムーバ を止めるそうですので、私の ムーバ も、いずれ、FOMA に換えることになるでしょう。

 私は、以前から--携帯電話が出た当初から--携帯電話を使っていました。携帯電話を使っていた理由は、当時、モバイル・コンピューティング 用であって、「電話」 として使っていた訳ではなかった。伝送速度も、当時、(2,400 bps それから) 9,600 bps だったので--いまでも、ムーバ は、9,600 bps ですが--、モバイル・コンピューティング とはいっても、ウェッブ を サーフ するには力不足でした。

 私は、10ヶ月ほど前まで、ドコモ の機種で言えば、i モード の搭載されていない古い機種を使っていました--私が使っていた古い機種の画面は、緑色した小さな画面で、昔の 「ダム端」 の画面に似ていました。私にとって、携帯電話は、パソコン の (モバイル・コンピューティング用の) 付属品であって、携帯電話そのものに対して、興味はなかった。私は、古い機種を 10年ほど愛用してきました。ただ、古い機種の充電池が、とうとう、入手できなくなって、「渋々」、最新の機種に換えた次第です。

 そして、最新機種に換えてから、私は、携帯電話そのものに 「はまってしまった」 (笑)。私は、パソコン も、いまでも、古い機種 (WINDOWS 95 3台、WINDOWS Me 1台) を使っているので、最近では、パソコン よりも、携帯電話のほうを愛用しています。パソコン は、せいぜい、テキスト・エディター と サーチ・エンジン しか使っていない。携帯電話を最大限に使いこなすために、私は、本 ホームページ のなかに、携帯用の ページ を用意して、SDI の ホームページ を基地にして携帯電話を使っています。

 以前 (3ヶ月ほど前)、「私の セミナー を CD-ROM 化したチュートリアル」 を校正していて、チュートリアル のなかに、会計監査用語として 「意見差控」 が記述されていたのですが、「意見差控」 に関して、私の知識が曖昧だったので、携帯電話を使って--本 ホームページ を基地にしていますから、Google を使って、ウェッブ のすべての データ を サーチ できますので--、ウェッブ を サーチ したら、極めて役立つ情報を すぐに入手することができました。ムーバ を使って ウェッブ 全体を検索できます。さらに、私が使っている ムーバ (SH506iC) は、パソコン の データ (.txt、.doc、.xls、.ppt、.pdf や .jpg など) を読むことができます。そして、Edy も使えます。

 WIN41T は、4GB の HDD を内蔵していて、いわゆる 「MUSIC-HDD」 として人気を博した機種です。ただ、私が使っている パソコン は古いので--WINDOWS 95/Me なので--、WIN41T に附属している (WINDOWS XP/2000 向けの) 「au Music」 用の ソフトウェア を インストール できない。WIN41T は、3GP/3G2 を使っていることを知っていたので、3GP/3G2 を作る フリーソフト (「動画変換君」、ただし QUICK TIME のバージョン 6 以上を併用しなければならない) と、CD-ROM から .wav を作る フリーソフト (「cd2wav32」) をダウンロードして、CD-ROM から作った .wav データ を 3GPP に変換して、携帯電話のなかに収録しています。ただし、CD-ROM に収録されている音楽は、そういうふうにして変換して WIN41T のなかに複写しても、著作権上、HDD には移動できない。

 したがって、本体 メモリー のなかにしか収録できないので--本体 メモリー は 50MB ほどですが--、(3GPP としてデータ量を圧縮しても、180 秒くらいの音楽 データ であれば、) せいぜい、28 曲しか収録できない。それでも、音楽を1時間半ほど聴くことができます。1時間半というは、1つの時間単位として、ちょうど切れの良い時間で、たとえば、拙宅から都内のどこかに移動するにも、1時間半も、音楽を聴く時間があれば存分でしょう。

 その倍の時間 (3時間) となれば--たとえば、東京から大阪に新幹線で移動するとか--、移動中、パソコン を使うことができるので、パソコン のなかに収録した多量の (20数時間ほどの) 音楽--.wav 形式の音楽 データ を MP3 形式に変換して パソコン に収録しているので--を聴くことができるし、あるいは、デジタル・オーディオ・プレーヤ (SIGNEO、WMA/MP3 用、13,000円弱を 6,000円ほどで購入しましたが) で 6時間ほど聴くことができるので、出張中、ホテル の部屋でも、パソコン あるいは SIGNEO に ポータブル・スピーカー を接続して音楽を聴いています。 .wav データ を MP3 形式に変換するためには、フリーソフト (「life」、ただし、「lame」 というコンバージョン・プログラムを併用しなければならない) を使いました。

 WIN41T と パソコン に収録した音楽 データ の基礎にした .wav データ は、44.1kHz 16 ビット ステレオ の音質を使っていますので、(32 ビットに較べたら、音域が小さいですが、) 耳で聴くかぎりでは、市販の CD 版音質に較べて際立って落ちるという訳ではないようです。

 WIN41T の 4GB HDD には、EZ ムービー および画像 (デジタル・カメラで撮影した写真) を収録するようにしています。EZ ムービー は、.avi ビデオ から簡単に作ることができます。そして、EZ ムービー を作るために、まず、.avi ビデオ を編集するには、フリーソフト (「aviutl」) を使って--この ソフトウェア には豊富な レタッチ 機能が搭載されているので--、.そうとうに多彩な レタッチ ができます。そして、.avi を QVGA (320×240) にすれば、EZ ムービー を全画面再生しても映写は鮮明です。

 わが家では、家族全員 (5人) が携帯電話を持っているので、家族のあいだでは、(電話として使うよりも、メール を使って) コミュニケーションが円滑かつ豊富になったようです。私が出張中で家にいないときでも、私と愚息たち (高校1年生、中学2年生と小学5年生) はメールをやりとりしています。愚息たちが私に対して面と向かって言えないことでも、メール を綴って伝えることができますから。

 さて、携帯電話が ここまで進化すれば--電話のほかに、メール、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ポータブルステレオ、Felica、スケジュール、電話帳、メモ帳、電卓、時計、(パソコンデータの) ビューア、サーチエンジンなど多彩な機能を搭載しているので--、2泊以上の出張でないかぎり、私は パソコン を持ち運ばないようになりました。ただ、携帯電話の画面は、老眼の私には、少々、見えづらいので、外出中に、ウェッブ を長いあいだサーチするためには、小型の ワープロ 専用機 (モバイル書院) を携帯電話といっしょに携えるようにしています。携帯電話を使うようになって、ワープロ 専用機を ますます 使うようになったという 「後退現象」 が起こっています (笑)。
 ただし、私は、ワープロ 専用機も、本 ホームページ を基地にして使っていて、ワープロ 専用機として使っている訳ではなくて、インターネット に接続した 「端末」 として使っていますので、ただの ワープロ 専用機だと思われては困ります (笑)。たとえば、当然ながら、ワープロ 専用機でも、サーチ・エンジン を使って ウェッブ 全体を検索できるようにしています。私の ワープロ 専用機は、以下の URL を ホーム にしています (この URL は、ワープロ 専用機を最大限に使いこなすために、私が、私のために作った ページ です)。

    http://www.sdi-net.co.jp/shoin.htm

 電波が届く所であれば、携帯電話を使って、ウェッブ 全体をサーチできる時代というのは、すごい時代ですね。通勤・帰宅の途上、携帯電話で日本経済新聞・ComputerWorld 誌・英字新聞を読んで、さらに、ウェッブ を サーチ できる時代なので、「仕事が忙しくて、調べる時間がなかった」 というのは言い訳にもならないでしょうね。

 
 (2006年 7月 1日)

 

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