人生においては、それぞれの人々に、それぞれの劇 (ドラマ) がある。 でも、それは、演劇よりも劇的ではない。 恋とは、この人生劇に、演劇を求める二人の寸劇である。「私たちは (他の人たちに比べて、) 違う」という自惚れと egotism 。
相手の自画像が出るまで待つ。これが、愛の節度であり、愛の個性である。 せっかちに燃えた恋は、短命に終わる。
勿論、これは、恋愛のみに関して言っているのではない。
(2004年10月16日)