このウインドウを閉じる

The sea refuses no rivers.

 

 絶対的な善行という行為はなく、それは、いつでも、悪行に転化しうる。
 僭越とは、これを わきまえない独善をいう。
 大切なことは、相手の立場 (あるいは、反対の立場) になって思うことだ。

 自らに対する批評は、やはり、気になる。
 が、伸ばせる才能は 伸ばすがよい。
 と、同時に、比例して、短所も伸びるだろう。
 そして、弁明することなく、平然と、非難をあびよう。
 「作家は書くものが勝負である」とは、そういうことだ。
 私は、自らの欠点に病むことを、もう、止そう。

 
 (2004年11月 1日)


  このウインドウを閉じる