私は、自らの着想を重視するあまり、無意識のうちに、推敲を軽視しているのではないか。破調は、確かに、ひとつの魅力ではあるが、そして、ときには、非常に ききめ があるのだが、美しいのは、やはり、整って流れる旋律である。
(2004年12月23日)