わたしみずからのなかでもいい
わたしの外の せかいでもいい
どこにか 「ほんとうに 美しいもの」 は ないのか
それが 敵であっても かまわない
及びがたくても よい 、、 ただ 在るということが 分りさえすれば
ああ ひさしくも これを追うに つかれたこころ
(定本 八木重吉詩集)
(2007年 9月16日)