「花」 たまらなくなってくると さびしくなってくると さっと てのひらで わたしのまえを切る きられたところから 花がこぼれる (定本 八木重吉詩集 「母の瞳」 から) (2007年12月23日)
たまらなくなってくると
さびしくなってくると
さっと
てのひらで わたしのまえを切る
きられたところから
花がこぼれる
(定本 八木重吉詩集 「母の瞳」 から)
(2007年12月23日)