「冬」 こすって痕をつけたように うすく雲が夕日の空に二つならんでいる だまって人のいないとこで 張りつめきった気持を自分でみているような雲だ (定本 八木重吉詩集 「信仰詩篇」 から) (2008年 2月 1日)
こすって痕をつけたように
うすく雲が夕日の空に二つならんでいる
だまって人のいないとこで
張りつめきった気持を自分でみているような雲だ
(定本 八木重吉詩集 「信仰詩篇」 から)
(2008年 2月 1日)