2006年 6月 1日 |
応用編-9 「組織表」 (対照表) |
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2011年 5月 1日 補遺 |
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本節は、前節
(「対照表」 と DOA)
に対応して記述されている。 対照表が 「真理値表」 であり、TM (T字形 ER手法) が 2値のなかで、null を認めないという文法を使っていることを鑑みれば、以下のように、単純に (「エレガントに」) 対応したほうが良いでしょうね。 {部コード、...} {部コード
(R)、課コード
(R)、係コード
(R)}
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[ 補遺 ] (2011年 5月 1日) 本 エッセー では、ひとつの 「対照表」 において entity の生起する可能性を判断して 「場合分け」 する やりかた を 「エレガントな」 やりかたとして説明していますが、ことは そう簡単ではないかもしれない。 本 エッセー で説明した やりかた は、「命題論理」 風な やりかた だと思う。寧ろ、「黒本」 のなかで記述してある やりかた (セット 理論風) のほうが──すなわち、それぞれの entity のあいだで確実に生起する関係を構成して、それらの構成に対して 「概念的 スーパーセット」 (クラス) を生成するほうが──正攻法です。ただ、その やりかた をとったときに、以下の どちら の構成法 [ 関係を構成する順序 ] が 「真」 なのかを明らかにできない場合が多いと思う。 (1) { 部, { 課, 係 } }. (2) { { 部, 課 }, 係 }. いずれの構成順であるのか がわからないのであれば、「命題論理」 風な やりかた をするしかないでしょうね。 |
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