2006年12月 1日 |
応用編-21、応用編-22 HDR-DTL |
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2011年 11月 1日 補遺 |
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「黒本」 では、HDR-DTL を、整合的に説明できなかった。「黒本」 では、HDR-DTL が どのような現象 (「構造」) なのか を、応用編-21 および応用編-22 (96ページ から 99ページ まで) で検討していて、しかも、「間違った判断 (「相違の サブセット」 の例外として扱うこと)」 を下している。 HDR-DTL
構成を整合的に説明するためには、クラス
概念を使って、具象 カテゴリー と ファンクター
として考えれば妥当であることに気が付いたのは、「論考」
を執筆した後であった。すなわち、或る数学的構造をもつ集合 (HDR
および
DTL)
を集めた 1つの
クラスと、そのような集合間に成立する関数の クラス との組を具象
カテゴリーと云い、この関数の クラス を ファンクター
と云う。この数学的構造は、TM’
上、「概念的
スーパーセット」 として扱われる構造である。TM
(および
TM’)
上、HDR-DTL
は、「独特な記法」
になっているが--その記法は、数学的構造として検討する前から使われていたのだが--、期せずして、具象
カテゴリー を示す構造になっている。 以上を まとめれば、HDR-DTL は、TM (および TM’) 上、「概念的 スーパーセット」 かつ 「多値の AND 関係」 として扱うのが妥当である。 ┌─────────────────┐ ┌─────────────────┐ │ 商 品 R│ │ 商品. 単価種別 MO│ ├────────┬────────┤ ├────────┬────────┤ │商品コード │商品名称 │ │商品コード(R)│商品単価 │ │ │ ├┼───<│ │単価種別コード │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ └────────┴────────┘ └────────┴────────┘
┌─────────────────┐ │ 受注 MA│ ├────────┬────────┤ │受注番号 │ │ │ │ │ │ │ │ └────────┼────────┘ | × (概念的 スーパーセット) ↓ ┌───────────┴───────────┐ | | ┌────────┴────────┐ ┌────────┴────────┐ │ 受注HDR │ │ 受注DTL │ ├────────┬────────┤ ├────────┬────────┤ │受注番号 │受注日 │ │受注番号 │受注数 │ │顧客番号(R) │ ├┼───<│明細行番号 │ │ │ │ │ │商品番号(R) │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ └────────┴────────┘ └────────┴────────┘
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[ 補遺 ] (2011年11月 1日) HDR-DTL
は、「T字形
ER法」
では随分と悩まされた論点でした──「T字形 ER法」
では、整合的な説明ができなかった。TM
では、HDR-TDL
を
「合成関数」 (あるいは 「ファンクター」) の観点で説明しています。 |
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