文学論、美論、色彩論 >> 目次 (テーマ ごと)


 文学論・美論・色彩論を扱った書物を掲載します。文学論そのものは、本 ホームページ 「日本古典文学」 のなかで記載していますが、今回、文学論として記載した文献は、「現代文学と古典」 とか 「日本文学と西洋文学」 です。


[ 読みかた ] (2008年11月 1日)

 文学論・美論の書物そのものを対象にして読書するのであれば、読むべき対象の数は膨大になるので、文学論・美論を専門にして研究していないのであれば、そういう 「論」 が、みずからの追究している テーマ に対して、なんらかの手助けになるという目的で、そういう書物を読むことになるでしょうね。私の場合には、(前回の 「読書案内」 の テーマ であった) 「日本人の思想史・精神史」 を織り成す (構成する) 際に、文学論・美論を糸の ひとつとして使うつもりです。したがって、私は、文学論・美論そのものを研究するために文学論・美論の書物を読んではいないので、ここで記載した書物の数も限られています。ここで記載した書物は、勿論、起点であって、読書を進めるうちに、文学論・美論の書物が次第に増えてゆくことは確かでしょうね。





 ▼ [ 文学論、美論 ]

 ● 不幸なる藝術、柳田國男、筑摩叢書 83

 ● 現代文学と古典、吉田精一 著、至文堂

 ● 古典と現代文学、山本健吉、新潮文庫

 ● 日本の文学、ドナルド・キーン 著、吉田健一 訳、筑摩書房

 ● 文学の鑑賞、G.E. ウッドベリー 著、岡地 嶺 訳、泰文堂

 ● 三島由紀夫文学論集 1970 講談社、三島由紀夫 著、虫明亜呂無 編、講談社

 ● 作家と自殺、大原健士郎 解説、至文堂

 ● 東西文化比較研究 日本美は可能か (美意識と倫理)、日本文化会議 編、研究社

 ● 「生きたるもの」 の思想 (日本の美論とその基調)、新川哲雄、ぺりかん社

 ● かたち誕生 (図像の コスモロジー)、杉浦康平、NHK 出版

 ● いのちとかたち (日本美の源を探る)、山本健吉、角川文庫 ソフィア

 ● 型 (叢書 身体の思想 2)、源 了圓、創文堂

 ● さび・わび・しをり (その美学と語源的意義)、河野喜雄 著、ぺりかん社

 


 ▼ [ 色彩論 ]

 ● 色名の由来、江幡 潤、東書選書 74

 ● 日本の伝統色 (色の小辞典)、(財) 日本色彩研究所 編、福田邦夫 著、読売新聞社

 ● 原色 色彩語事典 (色の単語・色の熟語)、香川 勇・長谷川 望 編著、黎明書房

 ● 色彩世相史、大江源太郎 著、至誠堂選書 11

 ● 色と形の深層心理、岩井 寛、NHK ブックス 492

 ● 文学作品にみる色彩表現分析 (芥川龍之介作品への適用)、上村和美 著、双文社出版

 ● 小学館の手帖 シリーズ、尚学図書・言語研究所 編集、小学館

   [ 「色の手帖」、「花の手帖」 および 「文様の手帖」 の 3冊が収録されている。]

 



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