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● QUESTION | 「event」 を時系列のなかで 「並べる」 ことには意味があるのか。 |
▼ ANSWER | ある。 「並び」 とは、数学上、「< (小さい)、= (等しい)、> (大きい)」 の 3つをいう。 |
(1) 「event」 には、性質として 「DATE」 が帰属する。 (2) 「DATE」 が判断規準に なるのであれば、「DATE」 を使った 「順序対」 として扱うことができる。
(3) 「順序対」 には、以下の 3つの比較が成立す る。 この 3つの比較は、「event」 を検証するためには大切な検証機能である。 したがって、「event」 と 「resource」 の類別は、「トランサ゛クション・ファイル」 と 「マスター・ファイル」 というような曖昧な分類ではない。 |
1. 「event」 の順序対の具体例 (その 1)
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たとえば、以下の 2つの順序対を考える。
(1) (出荷, 請求) (1) は出荷してから請求することを意味しているが、(2) は請求してから(たとえば、入金がなされたことを確認 してから) 出荷することを意味している。(1) と (2) では、「意味」 が、全然、ちがう。これに比べて、「resource 」 の順序対には大きな意味はない。例えば、(従業員, 部門) と (部門, 従業員) は、いずれも、「配属」 という意味を表現するので、同じ扱いとなる。 |
2. 「event」 の順序対の具体例 (その 2)
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たとえば、以下の順序対を考える。
(1) R (受注, 出荷)
以上を、前提とすれば、当然ながら、受注数と出荷数の対応が論点となる。 |
受注数 | 順序対 | 出荷数 |
---|---|---|
100 | < | 120 |
100 | = | 100 |
100 | > | 80 |
「100 < 120」 では、「出荷数の積増し」 が起こり、「100 > 80」 では、「注残」 が起こる。
とすれば、「1:1」 の関係の なかで、「出荷数の積増し」 や 「注残」 が、どのようにして扱われているのか、という点を検証しなければならない。 |
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