日本古典文学 (文学史) | >> 目次 (テーマ ごと) |
▼ 中級用の文学史の文献
● 日本文学大年表、市古貞次 編、おうふう ● 和歌文学年表 [ 増補改訂 ]、阿部正路 編、櫻楓社 ● 日本文学史辞典 (古典編) [ 角川小辞典31 ]、三谷栄一・山本健吉 編、角川書店
● 日本文学史 (全6冊)、久松潜一編、至文堂 ● 日本文学鑑賞辞典 (古典編)、吉田精一 編、東京堂出版 ● 日本古典文学研究大事典、西沢正史・徳田 武 編、勉誠社 ● 古典文学史必携、久保田 淳 編、學燈社
● 原典による 日本文学史、 ● 編年体 日本古典文学史、雑誌「國文學」第22巻第3号臨時号、學燈社
● 古典文学 書き出し結び総覧、石黒吉次郎 監修、日外アソシエーツ ● 日本文学史、小西甚一、講談社学術文庫 ● 日本文学史序説 上・下、加藤周一、筑摩書房 ● 日本の艶本・珍書 総解説、自由国民社 ● 本朝 艶本艶画の分析鑑賞、高橋 鐵 著、有光書房
● 続 秘められた文学、至文堂
● 新編 秘められた文学、吉田精一 編、至文堂 |
[ 読みかた ] (2005年10月16日)
文学史の辞典は、(有職故実の辞典と同じように、) ぜひとも、1冊、てもとに置いてください。
日本文学史と名づけられる書物の数は、はなはだ多い。しかしながら、文学史とは何か、また文学史は どの
(略) しかし、そのことは、過去の時代の文学遺産を、現在の我々の立場から ほしいままに鑑賞したり解釈 本書は、高校生用の副読本 (総 ヘ゜ーシ゛ 数は、250ヘ゜ーシ゛) だけれど、以上に引用した 「はじめに」 を読めば、古文を愛する人たちが読んでも、読み応えがあるでしょう。しかし、「はじめに」 のなかに提示されている問題意識を、はたして、高校生は、理解できるのかしら。
秘籍 (艶本、珍本) は、「気晴らし」 として読んでください (笑)。英語を学習する際、ホ゜ルノ を読めば、学習が捗るなどというふうに、気を衒った言いかたをしていた ミーハー 本がありますが、ホ゜ルノ のなかで使われている語彙を覚えても、さほど、役に立たないでしょう (苦笑)。ホ゜ルノ のなかでも、たしかに、一般的な会話文が綴れていますが、語感を養うには、やはり、ちゃんとした文学を読んだほうが効果的・効率的です。ちゃんとした書物を読んで語彙力・語感を養って、「気晴らし」 として、ホ゜ルノ を読めばいいのであって、まことしやかに、ホ゜ルノ を読めば速習できるなどということを言う人の知性を、ぼくは疑います。 |
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