ああ、いかにも自己満足的な、不屈な、安価にあがなわれた善行の醜悪さよ。 それこそ、悪徳の露骨な醜悪さよりも、さらに いまわしきものではないか!
ほめられると、それが誤解からであっても、自分は理解されたと思いこむ。 けなされると、それが正しい理解からであっても、自分は誤解されたと思いこむ。