思想の花びら | 2004年 9月 1日 |
● エッシェンバッハ (小説家) のことば
他人が幸福でないことは、ごく当たり前のことに思われるが、自分自身が幸福でないことは、つねに納得がいかないものだ。
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● 亀井勝一郎 (文芸評論家) のことば
作者たちの悲しい妄想は、自分を埋もれてゆくもののなかにけっして数えないことである。農具のように容赦なく捨てられる自己を考えることができないことである。「高級」という妄想のしからしむるところである。
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