思想の花びら | 2007年 3月 1日 |
● ボアロー (詩人) のことば
作品は少数の文学通から賞讃を浴びせられても駄目である。人間一般の趣味を刺激するに足る或る種の面白味と塩味がないならば、けっして よい作品として通用しまい。その面白味、塩味とは、主として、読者に真実の思想と正確な表現を提供することに存する。
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● 吉田兼好 (歌人) のことば
天下の物の上手といへども、始めは不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして放埒せざれば、世のはかせにて、万人の師となる事、諸道かはるべからず。
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