思想の花びら | 2008年 4月16日 |
● サント・ブーヴ (文芸批評家) のことば
大部分の人たちの才能は、おしまいには一つの欠点となるものだ。 |
● 夏目漱石 (小説家、「行人」) のことば
こうして ひげ をはやしたり、洋服を着たり、シガー をくわえたりするところを うわべから見ると、いかにも 一人前の紳士らしいが、実際 僕の心は 宿なしの乞食みたいように 朝から晩まで うろうろしている。二十六時中 不安に追いかけられている。情けないほど落ち着けない。しまいには世のなかで自分ほど修養のできていない気の毒な人間はあるまいと思う。
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