思想の花びら | 2010年 8月16日 |
● トマス・デッカー (劇作家) のことば
せっせと働け、せっせ、せっせ、せっせと、正直に働くと愛らしい顔になる。
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● 有島武郎 (小説家) のことば
何という多趣多様な生活の相だろう。それはそのままで尊いではないか。そのままで完全な自然な姿を見せているではないか。(略) 主義者といわれる人の心を私はこの点において淋しく物足らなく思う。彼れは自分が授かっただけの天分を提げて人間全体をただ一つの色に塗りつぶそうとする人ではないか。その意気の尊さはいうまでもない。しかしその尊さの蔭には尊さそのものを凍らせるような淋しさが潜んでいる。
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