思想の花びら 2012年 3月 1日


 ●  ハイネ (詩人) のことば

  精神の作品は永遠に不動であるが、批評には変わりやすいところがある。批評はその時代の意向から生じてくるからだ。

 



 ●  亀井勝一郎 (批評家) のことば

  したがって、信仰を得るということは安心をもたらすことでなく、逆に今まで見えなかった人間の実態が見えてくることを意味する。だから救いという観念とは逆に、人間としての救いの無さという自覚の方が深まる筈である。

 


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