思想の花びら | 2012年 4月16日 |
● A. フランス (小説家) のことば
よき批評家とは、傑作の間を歩む自己の魂の冒険を語る人間である。
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● 亀井勝一郎 (批評家) のことば
肉体上の病気にもまして危険なのは、今日の我々の精神状態そのものが、様々の意味で病的になっていることである。文明が進歩すると、新しいすぐれた薬が発見されると同じ程度に、また毒薬の方も発達するものである。(略) 自分の内面に即して、いかなる意味で自分が病的であるかという、そういう自覚をもつことは極めて大切ではなかろうか。自分は健康であると思いこんでいる方が却って危険だ。
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