思想の花びら | 2012年10月 1日 |
● リヒテンベルク (小説家、自然科学者) のことば
凡庸な学者たちのうちの多くの者は、偉大な人間になることもできたであろう、もしもあんなに多くの書物を読まなかったならば。
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● 亀井勝一郎 (批評家) のことば
直接自分に関係がないかぎりは、いかなる悲惨な事件をもこれをのぞきこみ傍観する。そういう意味での好奇心が今日ほど激しくなったことはない。私はこれを好奇心の廃退現象と呼びたい。つまり極く普通の意味での思いやりという感情が失われてきたのだ。極端な見物人根性、傍観者意識が発達してきたのである。
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