思想の花びら | 2014年11月 1日 |
● アラン (哲学者) のことば
人は見ることを学ぶものだ、つまり光や影や色によって与えられた物の外観を解釈することを学ぶものだという事実に注意が向けられた。この種の医学上の観察も確かに知っておいてよいことだが、僕らの視覚を分析して、僕らに見えたものと僕らが判じたものとを区別してみることが、哲学の方法にはいっそう適当だ。
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● 亀井勝一郎 (批評家) のことば
たいせつなのは試練、すなわち、人生という荒野における修業ということだ。いかに堪えるかが問題なのである。(略) しかし堪えるとは祈りを宿した行為である。祈りとは意志の持続である。あるいはその持続の与えられんために祈りがある。
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