思想の花びら 2019年12月15日


 ●  アラン (哲学者) のことば

  しかし、ここに仮定された内奥の性格なるものは抽象的偶像にすぎない、そういうものは弁証法的心理学の研究に似つかわしいものだ。ふつうの宗教が弁別しているように、さいわいなことに、人間は、自分の内奥の性格などよりも自分の行為に頼っているものである。

 



 ●  亀井勝一郎 (批評家) のことば

  彼 (ミレー、画家) の憎んだのは サロン の芸術である。或は芸術の サロン 化である。そこには サロン の快楽性に対する本能的な反撥もあったやうだ。

 


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