2003年12月 1日 | ロット・シリアルナンバー を使った在庫管理 | >> 目次 (作成日順) |
● QUESTION | ロット・シリアルナンバー を使った在庫管理は、どのような データ 構造になるのか。 | |
▼ ANSWER | 倉庫と品目と ロット から構成される 「在庫」 となる。 | |
2008年12月16日 補遺 |
● 事業の前提
ロット は追跡できなければならない。すなわち、品目を製造するために使われたすべての資材の出所を追跡検証できるようにしておかなければならない。
品目
倉庫
製造指図
品目. 倉庫. 対照表
[ 参考 ]
品目. 倉庫. 対照表 受払と残高を管理したいのであれば、以下のサブセット構造にすればよい。
品目. 倉庫. 対照表 品目番号が同じだが 「色」 の違う品目の 「在庫」 を調べたいなら、以下のような 「INDEX-only」 を使えば良い。
(1) 製造指図に対して、
(2) 品目. 倉庫. 対照表 (残高) に対して、
(3) INDEX-1 に対して、
(4) INDEX-2 に対して、 |
[ 訂正 ] (2008年11月19日)
まず訂正しなければならない点は、本 エッセー で記述した 「構成」 は間違っているという点です。申し訳ない。
(1) 構文論上、「resource」 (の束) として扱う。
したがって、「対照表」 のなかに、「event」 の個体指定子が侵入する (ingression) 現象は起こらない。
品目
倉庫
品目. 倉庫. 対照表
製造指図
なお、2005年に出版した 「赤本 (データベース 設計論)」 では、「対照表」 の文法を 170 ページ で訂正していながら、本 エッセー で記述した例を 177ページ に そのまま流用して 「まちがった」 構成が記載されています。 ちなみに、ロット を、もし標準積載量を記載した 「標準 ロット」 であるとすれば、「ロット」 は 「resource」 になって、実際に積載された ロット (実績) が 「event」 として記録されることになるでしょうね。 |
[ 補遺 ] (2008年12月16日)
2008年 11月 19日に、本 エッセー を訂正していますので、さらに補遺を綴らなくてもいいでしょう。 |
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