2005年 5月16日 作成 | 英語 (文法 ・ 語法) | >> 目次 (作成日順) |
2009年10月16日 更新 |
[ 読みかた ] (2009年10月16日)
たとえば、以下の文の 「ちがい」 を説明できますか──あるいは、以下の文を的確に使うことができますか。 [ 冠詞 ]
A dog is faithful animal. [ 動詞 ]
I teach English.
The elevator is not working. [ 助動詞 ]
You should not remove it.
You must adjust this machine as follows:... A magnet will point north and south. [ 副詞 ]
We investigated it practically three times. [ 前置詞 ]
Throw this meat at the dog. などなど [ 以上の文は、篠田義明 著 「工業英語の語法」 から引用しました ]。 こういう基本的な文法・語法は 「正統な」 文法書・語法書には説明してあります。こういう基本的な文法・語法を学習しないで──文法など知らないでも会話はできるなとど うそぶいて──、英会話の ミーハー 本ばかり読んで、はたして、的確な コミュニケーション ができるのかしら。英語が母国語である人たちは、たぶん、文法を意識しないでも英語を使うことができるのかもしれないのですが、日本に生まれて日本で育ったひとが英語を学習するとなれば、文法・語法は単語と並んで最初に──しかも、丁寧に──学習すべきでしょう。英会話の書物を数冊読むつもりであれば、それらを読まないで、本格的な文法・語法の書物を 1冊丁寧に読んだほうが、英語学習では 「効率的 (efficient [ doing things without waste ])」 でしょうね。 そして、文法書・語法書を 1冊丁寧に読んだら、折々、ほかの文法書・語法書を いくつも読んで、知識を忘れないようにすればいいでしょう。 |
文法を勉強するために、いまさら、学校の教科書を使うには躊躇いがある、と思っていらっしゃる人は、以下に記載する篠田教授の書物を読んで下さい。現代英語の語法を簡潔に記述してあり、小生は、非常に役立つ・数多い視点を得ることができました。ただし、この書物は、一般向けの書物であると云っても、豊富な事例を引用してあるので、英語を 「本格的に」 学習するひとのための書物です。 |
● 工業英語の語法、篠田義明、研究社出版(★) |
● SAITO'S PRACTICAL ENGLISH GRAMMAR、斎藤秀三郎、名著普及会 [ 復刻版 ]
● SAITO'S HIGHER ENGLISH LESSONS、斎藤秀三郎、名著普及会
● A Practical English Grammar, Thomson A.J., and A.V. Martinet, OXFORD ● 英文法解説、江川泰一郎、金子書房 ● 教師のための ロイヤル 英文法、綿貫 陽・淀縄光洋・Mark F. Petersen 編、旺文社 ● これが a と the の謎の正体だ、西村喜久、明日香出版社 ● THE が よくわかる本、ランガーメール 編集部、Languamail ● 英語の冠詞 ミステリー、秋山登志之、南雲堂 フェニックス ● ルイ ちゃんの英文法 英語の言語感覚、岩垣守彦、多摩川大学出版 ● 英語 コンサルタント、中内正夫・浅山龍一・木下 薫、南雲堂 ● 英語のまちがい、鈴木弘志、英友社 ● 日本人の英語欠陥辞典、ピーター・ミルワード 著、土家典生 訳、南雲堂 ● ENGLISH RIGHT and WRONG、Peter Milward、KENKYUSHA ● A MISCELLARY OF MISTAKES、Peter Milward、AZUMA SHOBO ● 発想の違いがまねく日本人英語の ミス 200、ポール・ケリー & 西村公正、研究社出版 ● 日本的英語の誤典、石山宏一、自由国民社 ● 原因別 日本人が間違いやすい英語、ピーター・ロス & ロス・典子、朝日出版社 ● 英語参考書の誤りと その原因をつく、河上道正、大修館書店 ● 英文法の謎を解く、副島隆彦、ちくま新書 041 ● 続・英文法の謎を解く、副島隆彦、ちくま新書 106 ● 英文法を考える、池上嘉彦、ちくま学芸文庫 ● ワン ランク アップ の英文法、多賀敏行、筑摩書房 ● ネイティブスピーカー の英文法、大西泰斗 & ポール・マクベイ、研究社出版 ● 英文を いかに読むか、朱牟田夏雄、文建書房 ● 英文構成法、佐々木高政、金子書房
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