2006年 2月 1日 作成 | プレゼンテーション の技法 (構成表) | >> 目次 (作成日順) |
2011年 1月16日 補遺 |
プレゼンテーション では、構成は時間割りを考慮しなければならないでしょう。たとえば、30分の プレゼンテーション と 2時間の プレゼンテーション では、構成は相違します。30分の プレゼンテーション を 「水増し」 すれば──たとえば、引用例を増やして、それぞれの例を丁寧に解説するとか──、2時間の プレゼンテーション になる訳じゃない。 (丸 1日間とか、丸々 2日間とかの長さで、 セミナー の講師を勤めることを除けば、) 私は、講演会や講義では、たいがい、1時間、1時間半、2時間という長さの プレゼンテーション をすることが多い。それらの時間のなかで、意見を系統立って旋回するには、あらかじめ、旋回の手順を考えていなければならないでしょうね。「旋回」 と綴ったように、講演会では、話の起点が終点になるように、円をえがいて着地することを狙っています。プレゼンテーション の テーマ 次第では、(テーマ に対する意見を系統立てて旋回しないで、) 意見を羅列して提示する形態もありますが、1つの テーマ を語るなら、基本的には、「構成の ルール」 のなかで述べたように、テーマ を旋回するのが定形でしょうね。プレゼンテーション は (意見を) 「数珠つなぎ」 にするのが基本形でしょうね。 さて、3 部構成にするか 4 部構成にするかは、モーツァルト でさえ悩んだ点なので、私は、真っ向から考えないことにしています。天才が悩んだ点を凡人の私が追究しても確かな帰着点に辿り着ける訳じゃないから。そして、私は、「4 部構成を上限とする」 というふうに上限値のみを守るようにしています。プレゼンテーション の構成を考えるときには、「4 部構成を上限にした構成表」 を、いつも、作成しています。その構成表を以下に示します。
┌─┬────────────────┬─┬─────────────────┐ |1│ │2│ │ ├─┴────────────────┼─┴─────────────────┤ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ ├─┬────────────────┼─┬─────────────────┤ │3│ │4│ │ ├─┴────────────────┼─┴─────────────────┤ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ │ └──────────────────┴───────────────────┘
┌─┬────────────────┬─┬─────────────────┐ |1│ 実例 │2│ データ構造 │ ├─┴────────────────┼─┴─────────────────┤ │ │ │ │(1)データ構造 │(1)データの独自性 │ │(2)プログラムのソース・コード │ (内部、概念、外部) │ │(3)データベースのパフォーマンス │(2)データ・モデル │ │ │ (データ構造、データ演算、制約) │ │ │ │ ├─┬────────────────┼─┬─────────────────┤ │3│ 関係モデル │4│ セット・アット・ア・タイム │ ├─┴────────────────┼─┴─────────────────┤ │ │ │ │(1)直積集合 │(1)MAX-SIO の無制限 │ │(2)関数従属性、包摂従属性 │(2)Compound Boolean Selection │ │(3)集合演算 │(3)traversal table │ │(4)リレーショナル代数演算 │ │ │ │ │ └──────────────────┴───────────────────┘ 1. 実例
(1) データ 構造 2. データ 構造
(1) データ の独自性 3. 関係 モデル
(1) 直積集合 4. セット・アット・ア・タイム
(1) MAX-SIO の無制限 |
[ 読みかた ] (2011年 1月16日)
「プレゼンテーション の構成法」 について、私は、今では、本 エッセー で述べた やりかた をしていない──他の やりかた をしています。今 使っている やりかた については、いずれ、本 ホームページ で説明します──簡単な予告をしておけば、私が今 使っている やりかた は、ひとつの概念を { 概念の定義、概念の類語・関連語、概念の反対語、私の実感 } という組で定立して、{ 時間軸、(生起する) 可能性 } という組で構成する やりかた です。 |
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