● T字形 ER手法は以下の 3点を同時に実現する技術です。
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ビジネスモデル
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● 新しい勝ち点を実現する。(事業の「事実」を記述して改善案を提示する。)
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データベース
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● 高 パフォーマンス を実現する。(非正規化しないで、高 パフォーマンス を実現する。)
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システム
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● 高生産性を実現する。(アルゴリズム を I/O 化して プログラム を作成しない。)
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● T字形 ER手法は ビジネス を解析しながら データベース 構造も同時に作る手法です。
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ビジネスモデル
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● 販売管理 システム が 4つの ビジネス 特許を取得した。
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データベース
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● 10,000,000件の データ (10 テーブル) を join して 1秒以内の体感 レスポンス である。
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システム
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● 4,800 ステップ の プログラム が (「nested-IF」のない) 800 ステップ に軽減された。
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● T字形 ER手法は 「事業解析 = データ の正規形 = アルゴリズム の I/O 化」 を同時に実現する手法です。
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ビジネスモデル
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● 「event(時系列 データ)」 と 「resource」 という概念を使って事業を記述する。
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データベース
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● 「event(時系列 データ)」 と 「resource」 という概念を使って正規形を構成する。
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システム
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● 「resource」 から生成される対照表を使って、アルゴリズム を I/O 化する。
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[ 参考 ]
SDLC は 「System Development Life Cycle」 の略称である。
具体的には、システム 作りの工程を 「分析工程・設計工程・製造工程・保守工程」 として分割する考えかたである。
ただ、分析工程と設計工程と製造工程には 「断層」 が生じている。それぞれの工程では、べつべつの 手法が使われていて、前工程の アウトプット を次の工程の インプット として変換する作業は SE の個人的才量に依存している。
SDLC の欠点を除去する Concurrent Engineering とは、企画・設計・製造が、1つの マスター・プラン (T字形 ER図) を共有して、早めの段階で、それぞれの利害を 摺り合わせする技術である。
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● T字形 ER手法は 5つの ルール を使って 「事業解析 = データ の正規形 = アルゴリズム の I/O 化」 を実現する。
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個体の認知
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● 個体は コード 体系 (○○ コード あるいは ○○番号) を使って 「合意して」 認知される。
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個体の性質・関係の性質
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● 個体は 「resource」 と 「event」 という 2種類の クラス に分割される。
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関係の文法
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● 個体の間に成立する関係は以下の 4種類に定式化される。
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resource 対 event |
event 対 event |
resource 対 resource |
再帰 (recursive) |
データ の周延
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● 個体が データ 集合として正しいかどうかは ○○区分 コード を使って検証される。
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データ の多値
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● データ の多値 (「OR」 関係、「AND」 関係) は ○○種別 コード を使って一意にされる。
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