● 提示されたテーマは ...
今回は、前回に作成した「本番システム」 (Sさん作成) のデータ構造を、いちぶ、実装して、SQL/Server (on WINDOWS2000)を使って、体感 レスホ゜ンス のテスト (「index-only」の性能テスト) を実施しました。
1. テスト環境は、次のような環境です。
(1) PC IBM ThinkPad T42、CPU Pentium M(735) 1.7GHz、HD 80GB 5400RPM
(2) OS VMware 上の Windows 2000 Server SP4+SR1
(3) DB SQL Server 2000 SP4、インストールは、デフォルト
(4) Unti Virus McAfee VirusScan Enterprise Ver. 8.0i
(5) メモリ 512M割り当て
(6) ディスク C:8GB 空き6.8GB、D:2GB 空き1.0GB(DB はここに配置)、
ディスクは仮想ディスクで、実際の大きさは、1.8GBです。
2. テストは、3つの照会をやってみました。
(1) 20万件の 「index-only」。
(1)-1 対象テーブル
発注HDR-案件HDR (200,000件)。
(1)-2 検索条件
さまざま、かつ、(indexing が付与されている状態にて、) order-by。
(1)-3 体感 レスホ゜ンス
「嘘〜(what?)」 という驚異的な速さだった (笑)。
実行キーを打鍵した瞬時に、アウトフ゜ット が表示された。
(2) 20万件 と 20万件を join する 「index-only」。
(2)-1 対象テーブル
発注HDR-案件HDR (200,000件)。
発注HDR-案件-発注者 (200,000件)
(2)-2 検索条件
さまざま、かつ、(indexing が付与されている状態にて、) order-by。
(2)-3 体感 レスホ゜ンス
これも、「嘘〜(what?)」 という驚異的な速さだった (笑)。
実行キーを打鍵した瞬時に、アウトフ゜ット が表示された。
(3) 70万件 と 70万件 と 70万件を join する 「index-only」。
(3)-1 対象テーブル
発注HDR-発注HDR (700,000件)。
発注HDR-発注-発注者 (700,000件)
発注HDR-発注-運送会社 (700,000件)
運送会社 (200件)
(3)-2 検索条件
運送会社コードを照会条件にして、発注番号順に、様々なデータを表示する。
(3)-3 体感 レスホ゜ンス
execution-plan を確認したら、テーブルそのものは、index-scan になっている。
ただし、row のマッチンク゛が起こっていて、15秒くらいの悪いレスホ゜ンスであった。
(このデータ件数であれば、2秒の体感 レスホ゜ンス を期待していた。)
Tune-up をはじめたが、時間切れ (借りていた会議場の閉室時間となった)。