「TMの会」 プログラム このウインドウを閉じる
/ 2005年 7月28日 / 

 

 ● 提示されたテーマは ...

 今回は、前回に作成した「本番システム」 (Sさん作成) のデータ構造を、いちぶ、実装して、SQL/Server (on WINDOWS2000)を使って、体感 レスホ゜ンス のテスト (「index-only」の性能テスト) を実施しました。

 
 1. テスト環境は、次のような環境です。  


  (1) PC IBM ThinkPad T42、CPU Pentium M(735) 1.7GHz、HD 80GB 5400RPM

  (2) OS VMware 上の Windows 2000 Server SP4+SR1

  (3) DB SQL Server 2000 SP4、インストールは、デフォルト

  (4) Unti Virus McAfee VirusScan Enterprise Ver. 8.0i

  (5) メモリ 512M割り当て

  (6) ディスク C:8GB 空き6.8GB、D:2GB 空き1.0GB(DB はここに配置)、
      ディスクは仮想ディスクで、実際の大きさは、1.8GBです。


 
 2. テストは、3つの照会をやってみました。

 
 (1) 20万件の 「index-only」。

   (1)-1 対象テーブル

      発注HDR-案件HDR (200,000件)。

   (1)-2 検索条件

      さまざま、かつ、(indexing が付与されている状態にて、) order-by。

   (1)-3 体感 レスホ゜ンス

      「嘘〜(what?)」 という驚異的な速さだった (笑)。
      実行キーを打鍵した瞬時に、アウトフ゜ット が表示された。

 
 (2) 20万件 と 20万件を join する 「index-only」。

   (2)-1 対象テーブル

      発注HDR-案件HDR (200,000件)。
      発注HDR-案件-発注者 (200,000件)

   (2)-2 検索条件

      さまざま、かつ、(indexing が付与されている状態にて、) order-by。

   (2)-3 体感 レスホ゜ンス

      これも、「嘘〜(what?)」 という驚異的な速さだった (笑)。
      実行キーを打鍵した瞬時に、アウトフ゜ット が表示された。

 
 (3) 70万件 と 70万件 と 70万件を join する 「index-only」。

   (3)-1 対象テーブル

      発注HDR-発注HDR (700,000件)。
      発注HDR-発注-発注者 (700,000件)
      発注HDR-発注-運送会社 (700,000件)
      運送会社 (200件)

   (3)-2 検索条件

      運送会社コードを照会条件にして、発注番号順に、様々なデータを表示する。

   (3)-3 体感 レスホ゜ンス

      execution-plan を確認したら、テーブルそのものは、index-scan になっている。
      ただし、row のマッチンク゛が起こっていて、15秒くらいの悪いレスホ゜ンスであった。
      (このデータ件数であれば、2秒の体感 レスホ゜ンス を期待していた。)
      Tune-up をはじめたが、時間切れ (借りていた会議場の閉室時間となった)。

 

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