「TMの会」 プログラム このウインドウを閉じる
/ 2007年 5月28日 / 

 

 「中沢家」 の TMD (TM Diagram) を、前回から ひき続いて、推敲しました。

 
1. 推敲のしかた

 推敲のしかた (基本的な技術) として、以下の 3点を まとめました。

 (1) 2つの集合 (A と B) のあいだの関係 (とくに、「resource」 のあいだの関係)

  (1)-1 A と B は、べつべつの集合である。
  (1)-2 A と B は、いちぶ まじわる。
  (1)-3 A は B を包摂する。
  (1)-4 B は A を包摂する。
  (1)-5 同じ外延である。

 (2) 「p ⇒ q」 (とくに、「event」 のあいだの関係)

  (2)-1 逆 (q ⇒ p)
  (2)-2 裏 (¬p ⇒ ¬q)
  (2)-3 対偶 (¬q ⇒ ¬p)

 (3) 真理値表 (2つの事態の成立・不成立)

   (p ∧ q) ∨ (¬p ∧ q) ∨ (p ∧ ¬q) ∨ (¬p ∧ ¬q).

 
2. 構造の検討

 中沢家の TMD のなかで、以下の構造 (図中、赤線で示した構造) が 「整合性」 を実現しているかどうか--矛盾が起こらないかどうか--を検証しました。


    ┌─────┐R                   ┌─────┐R
    | 図 面 |                    | 製番管理 |
    └──┬──┘                    └──┬──┘
       |                          ┼
       ×                          |
       |                          |
   ┌───┴───┐                      ┼
┌──┴──┐ ┌──┴──┐    ┌─────┐E    ┌──┴──┐E
| HDR | | DTL ├┼──<| 受 注 |>─○─<| 手 配 |
└─────┘ └──┬──┘    └─────┘  |  └──┬──┘
           |             ┌──┴──┐  |
           ×             | 対応表 |  ×
           |             └─────┘  |
       ┌───┴───┐              ┌───┴───┐
    ┌──┴──┐ ┌──┴──┐        ┌──┴──┐ ┌──┴──┐
    | HDR | | DTL |        | HDR | | DTL |>─┐
    └──┬──┘ └─────┘        └─────┘ └─────┘  
                                           
                                           
       └────────────────────────────────────┘

 


 以上の検討の道筋は、tm-net に アップロード されている講義録を参照して下さい。

 

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