「TMの会」 プログラム このウインドウを閉じる
/ 2012年 3月28日 / 

 

まどか さんと美穂さんが欠席だったので、TMD の作りかたと TMD の読みかたを今回は休止として世間話をしました。

世間話は、「事務系基幹系 システム を設計している SE は 『事業』 を知っているのか」 という主題でした。私 (佐藤正美) は否定的な意見を述べました──勿論、私の意見は 「TMの会」 の会員たちの意見を代辯しているのではない事を断っておきます。

私の言いたい事は、私の Twitter (@satou_masami) で綴っているように、SE たちが自身を 「社内 コンサルタント」 だと自負している態度は手前味噌にすぎないという事です。自社の ユーザ と懇意に話さない [ コミュニケーション できない ] SE が他社の SE たちと 「事業 モデル」 (?) [ 大雑把な概念図 ] を語るに昵懇だという態度は 「社内 コンサルタント」 と称するのであれば正常な様じゃないという事を私は言いたいのです。SE が、もし、正当な モデル 技術を習得しているならば──勿論、ポンチ 絵ごときの概念図を描く事ではない──、SE が事業に対する批評家にはなれるでしょうが、事業の設計家たることは絶対にあり得ない。それでも、事業の to-be を描く設計家であると自負するのであれば、役員会で それを披露してご覧なさい [ 20分以内で役員たちを説得してみてください ]──笑い飛ばされるに決まっている。

マネジメント ごっこをやりたがるのを呑気な SE 根性と私は非難しているのです。組織も商品も取引も唯一無類という事業を企業は営んでいるのであって、事業を分析できない SE が事業の機能をくり返して使えるようになればいいという都合のいい思いで パターン を使うのとは、事業に対する接近法が違う。それを意識しなければ、いつまでいっても、SE が身内で寄り集まって自画自賛している同好会は経営の本道から外れたままでしょうね。

 
[ 連絡事項 ]

 Skype 読書会を始めます。第一回目は、3月31日 21:00〜23:00 開催です。
 テキスト は、拙著 「いざない」 です。
 Skype 読書会の申込みは、ガハク に連絡して下さい。

 

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